Leichenschrei / 風邪にはSPK

構成力のないタンジェリンドリーム、といった曲調。
いわゆるハーシュノイズとは違い、複数の電子音シーケンスが重なり合って律動する。
まったくうるさくない。むしろ心地よい。
リシャールピナス(Heldon)の音にも近く、精神医や哲学者からの音楽へのアプローチはこうなるものなのかもしれない。
ちなみにリシャールピナスの弱点も構成力のないことだと思う。むしろ端から構成を放棄しているのだろう。はじまりも終わりも知らず、継続する中間部分であるのが人間だからだ。
初期SPKは本物の精神障害者を有することが大きな特長。
精神障害者を失った後、名作「マシンエイジヴードゥー」を経て映画音楽へと移行する。

というか、風邪ひいて寝込んでいましたが、これをかけながらホットウイスキー飲んだら治りました。
風邪にはSPK、という民間療法を提案したいのです。

ピナスはこのアルバムが好きです。East and west。
電子音への真の愛情が感じられるすばらしい作品。

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